|
SARIです
■カテゴリ別に見てください
ボリビアでコーヒー作ってました。 日本に帰ってきて・・・ 最新の記事
カテゴリ
全体【帰国後】 2009.6~ ○日々 ○思うところ ○ボリビアと日本の間 ○足利&周辺 ○旅行 ○コーヒー ○二度読み本 ○福祉 【ボリビア】2007.6~2009.6 ★太陽に一番近い国 ★コーヒー★ ★カフェテリア ★お仕事 ★生活 ★食と買い物 ★イベント ★旅行 【わたくしごと】 ☆子猫的協力隊論 【日々】 ☆駒ヶ根訓練所 ☆ボリビア準備 ☆ケーナ奮闘記 【そのた旅行記】 ★チチカカ湖 ★世界一周!? ★南極の ススメ ★そうだ、ボリビアへ行こう。 ★イグアスの滝 ★空中都市 マチュピチュ 未分類 以前の記事
2011年 10月2011年 07月 2011年 06月 2011年 01月 2010年 12月 more... フォロー中のブログ
セルビア日記Pura Vida from セントビンセント Mino Channel... 検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
by Animal Skin |
その2もあるよ→コーヒーにつく虫2 コーヒーの豆はコーヒーの果実の中の種子なので、そりゃーもちろん虫が付きます。 今日は、ヤパカニで多いコーヒーに付く害虫や病気の紹介。 虫による害 一番多いのは、豆(種子)を食べるブロッカという虫。 コーヒーの実が熟す前に下の部分から入り込んで、種子を食べる。ブロッカに食べられた種子は腐って黒くなってしまう。でも種子が黒くなった頃には、もうブロッカは居ないよ。食い逃げですね。 実をちょっとずつ剥いていくと、ブロッカのお尻が見える。 ブロッカにも農薬は効くらしいけど、殆ど使用していない。その理由は、農薬が高価だって事と、「実に虫がつく」というのはこの国の農業では常識中の常識だから、それを何としてでも排除しようって考えがあまり無い。 でも、ブロッカに関しては提携している機関が有機方法での駆除の研究をしているよ。 もう1つこの辺りで多いのは、葉っぱにつくミナドールという虫。 葉っぱの中に入って「葉っぱの中身」を食べるので、表皮の部分が茶色くなって残る。葉っぱがこんな感じだったらだいたいミナドール君が居ます。 小さくて薄い芋虫みたいなの。 葉っぱがやられるので光合成に関わるけど、雨期のえげつない雨で大半が流されるらしいのでそれ程大きな影響は無い。 菌による害 一番多いのが、実の付け根が枯れてしまう菌(名前忘れました。笑)。空気感染するらしい。 付け根が枯れてしまうともちろん成長はしないし、枯れ具合が軽くても風やちょっとした揺れで実が落下してしまう。 この菌にやられると収穫が激減して死活問題なので、うちではこの菌の被害が酷い農家さんには農薬を勧めます。有機コーヒーとして売るような段階ではないし、収入が第一と考えているから。ちなみに、その農薬は少量を薄めて使うものなので、今のところうちでまとめて買って無料で配ってます。 この害が多くみられるのは主にヤパカニの中でも低地地域で、さらに風が通らないところだと酷いかな。 次に多いのは、地面にいる菌(これも名前忘れた。後日アップします) これはある類いの地面に元々いる菌なので、遠くから浮遊してくるわけじゃないっす。 この菌のいる地面にコーヒーを植えたとたん葉っぱが黄緑色になって枯れていくから、コーヒーは育ちません。だから私はこの菌の害にあったコーヒーをあまり見た事が無い。 植えてみてコーヒーが枯れれば菌がいるのは分かるけど、それって辛いよね。 どうやら、ユカ(芋)によく付いている菌らしいので、ユカの後もしくは近くはお勧めできません。 どうしてもユカの後に植えたいなら、ラバンディーナを薄めたもので消毒するといいらしいよ。 この4つの害がこの辺りでの主なものです。 おや、なんだか私、なかなか良い知識を身につけてきたんじゃないかね? Top▲ |
by effea
| 2008-06-06 07:56
| ★コーヒー★
|
ファン申請 |
||